「任意整理なんかしなければよかった!」後悔はどうして生まれる?対策は?

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借金返済が苦しくなった際に行う債務整理。

その中でも貸金業者と交渉して行う任意整理は、時に「任意整理なんかしなければよかった!」と後悔する人が相次ぐことで知られています。

お金が無い中で行う債務整理なので、失敗しないようにしたいのですが、どうして「任意整理なんかしなければよかった!」と後悔するのでしょうか。

本記事では「任意整理なんかしなければよかった!」と後悔する原因と、その対策について解説します。

この記事の目次

任意整理とは

任意整理とは、主に3つある債務整理のうち債権者と交渉をして支払条件について軽くしてもらうものをいいます。

ほとんどのケースで利息・遅延損害金をカットしてもらい、残った金額を36回~60回の分割で支払っていくものです。

個々の債権者との交渉をする手続きなので、自己破産や個人再生のように全ての債権者を手続きに巻き込む必要がありません。

そのため、保証人が居る場合や、担保がある場合、そのまま返済しつづけることで保証人への請求や担保物の引き上げがされずに済むというメリットがあります。

一方で、同じ債務整理方法である自己破産は債務を免責してもらえ、個人再生の場合は大幅に減額してもらうことができます。

これらの手続きに比べると元金を支払うのが基本である任意整理は、返済すべき額が多くなるという傾向にあります。

任意整理をしなければよかった!後悔する原因と対策

任意整理をしなければよかった!後悔する原因と対策を、任意整理によって後悔するケースごとに考えてみましょう。

任意整理をしなければよかったと後悔するケース1:ブラックリスト

任意整理をしなければよかったと後悔するケースの1つ目にブラックリストによる生活への影響があります。

ブラックリストが原因で任意整理をしなければよかったと後悔する典型的なケースを見てみましょう。

Aさんのケース

Aさん

司法書士に依頼して任意整理をしましたが、ブラックリストが不便で任意整理なんかしなければよかったと後悔しています。
借金が150万円あり完済したくて司法書士に依頼をして任意整理をしました。
借金自体は順調に返しているのですが、任意整理をしたことでクレジットカードが持てなくなりました。
家が田舎で不便な地域にあるので、どうしても車が欠かせないのですが、車の車検でカードが使えません。
また、スマートフォンを新しいのに買い替えるときに分割で購入できません。
たしかに事前に教えられていたのですが、いざその立場になると不便で、任意整理なんかしなければよかったと後悔しています。

Aさんは任意整理をしたことによって生じる影響であるブラックリストという状態が不便であり、任意整理をしなければよかった、と感じています。

ブラックリストとは、任意整理をはじめとした債務整理をすることで、その情報が個人の信用情報を管理している信用情報機関に伝わり、以後信用情報で審査をする取引において審査が通らないという状態のことをいいます。

司法書士に依頼して任意整理をしたAさんは、司法書士が貸金業者に依頼者から依頼を受けた旨の通知(受任通知)を送った段階でブラックリストとなります。

ブラックリストとなると信用情報に基づく審査を行う次の取引ができなくなります。

  • 貸金業者からお金を借りる
  • クレジットカードを作る・更新する
  • 携帯電話(スマートフォン)を分割で購入する
  • 連帯保証人になる
  • 信用情報機関による審査が必要な賃貸借契約を結ぶ

Aさんの場合は車検をカードで決済できない、スマートフォンを分割で購入できないことに不便を感じて任意整理をしなければよかったと後悔しています。

ブラックリストによって任意整理をしなければよかったとならないための対策

ブラックリストによって任意整理をしなければよかったとならないための対策としては次の2つが挙げられます。

  • 従来どおりの契約に基づいて返済する
  • 親族や友人からお金をかりて完済する
  • 借り換えローン・おまとめローンによって返済を軽くする

ブラックリストは任意整理となったことが原因でなってしまうものです。

そのため、任意整理によらないで完済をするか、借り換えローン・おまとめローンによって返済を軽くするしかありません。

借り換えローンやおまとめローンは審査が非常に厳しいです。返済に窮しているような状況で利用できる可能性は非常に低いでしょう。

返済できなくなるとどのみちブラックリストになる

契約どおり完済するなどができずブラックリストが嫌で任意整理・債務整理をせずにいて、そのうち返済できなくなる場合もあるでしょう。

もし返済できなくなり、61日以上の延滞をすると、その延滞が記録され、同じくブラックリストとなってしまいます。

そのため、返済できなくなっている場合には、どのみちブラックリストとなってしまいます。

ブラックリスト状態でも後悔しないようにするためには

任意整理や延滞によってブラックリスト状態になってしまった場合でも後悔しないようにするためには、緊急事態に備えてお金を手元で持っておくことが挙げられます。

Aさんのように生活に車が欠かせないような場合には、車の車検や故障などに備えておく必要があります。

ほかにも、賃貸借契約の更新、子どもの進学、携帯電話・スマートフォンの買い替え、冠婚葬祭など急な出費に備えてできる限り手元でお金を貯めておきましょう。

なお、クレジットカードが使えなくても、デビットカードやプリペイドカードでの決済はできますし、賃貸借契約や携帯電話の回線の契約そのものはできます。

ブラックリストは一定の期間が経過すれば終わる

ブラックリストは一定の期間が経過すれば終わります。

信用情報期間に債務整理や延滞についての情報が登録された後、次の期間を経過すると消えることになっています。

  • 任意整理:完済してから5年
  • 個人再生:完済してから5年
  • 自己破産:免責されてから7年

その後であればブラックリストが原因で審査が通らなくなることはありません。

Bさんのケース

ブラックリストが原因で任意整理をしたことを後悔するパターンをもう一つ見てみましょう。

Bさん

弁護士に依頼して任意整理をしましたが、住宅ローンを組むのに時間がかかり、任意整理なんてしなければよかったと後悔しました。。
借金が200万円もあったので、弁護士からは「ギリギリ任意整理できなくもないけど、自己破産したほうがスッキリしますよ。」と言われていました。
しかし、自己破産というイメージが嫌で、60回分割の長期の任意整理をしてもらいました。
ギリギリの家計ではありながらなんとか完済していましたが、その最中に結婚し子どもも生まれました。
手狭になったことから住宅ローンを組もうという話になったのですが、ブラックリストである上に頭金もまったく貯められていませんでした。
自己破産をしていればブラックリストの期間も短く、頭金も貯められたな…と今でも後悔しています。

自己破産のほうがブラックリスト期間が短く早く家計を立て直すことができる

先ほど、ブラックリストの期間は、任意整理が5年で自己破産は7年とお伝えしました。

しかし、任意整理については完済してから5年で、自己破産は手続きが終了してから7年です。

任意整理の返済に5年かかった場合、ブラックリストの期間が5年でトータル10年のブラックリストの期間があることになります。

そのため、自己破産で手続きが終了してから7年のほうが短いといえます。

さらに、自己破産のほうが返済する必要がないので、その分住宅ローンを組むための頭金の貯蓄に当てられます。

任意整理をしなければよかったと後悔するケース2:任意整理に失敗した

任意整理をしなければよかったと後悔するケースの2つ目に、任意整理自体に失敗したケースがあります。

Cさんのケース

Cさん

任意整理をしなければよかったと後悔しています。司法書士に依頼をして任意整理をしました。
100万円もの借金を3社から行って、その3社の任意整理を司法書士に依頼しました。
実はもともと借入をしていた40万円の返済をしようと、副業を始めようとしたのですが、それが副業詐欺で消費者金融2社に一度に30万円づつ借りたという経緯がありました。
借入をして期間が経っていないのと、1社は任意整理には絶対に応じないという会社だったらしく、司法書士からは返済ができなくなるような返済計画で任意整理を組まれてしまいました。
その任意整理案では返済ができなくなってしまったのですが、司法書士に連絡をしても「うちでは一度債務整理を受けた人からもう一度債務整理は受けられない」と対応を断られてしまいました。
結局別の弁護士に自己破産を依頼することになり、専門家への費用が2度かかってしまいました。

任意整理に失敗することがある

任意整理に失敗することがあります。

任意整理は債権者との交渉の結果、返済を軽くしてもらうものです。

そのため、債権者の強力が欠かせません。

数多くの過去の交渉の積み重ねから、現在では非常に多くの貸金業者が、元金の36回~60回分割に応じるようになっています。

しかし、一部の貸金業者はこのような交渉には応じず、すぐに裁判を起こしてきたり、良くて3回程度の分割しか認めないケースがあります。

また、借入してから一度も返済したことがない、借入してから非常に短い期間(目安として1年)しか経過していないような場合には、通常は任意整理に応じる貸金業者でも交渉には応じないケースもあります。

このような、任意整理が非常に難しいケースであるにも関わらず任意整理をしようとすると、失敗することもあります。

任意整理に失敗しないためには債務整理に強い弁護士・司法書士に依頼する

任意整理に失敗しないようにするためには、債務整理に強い弁護士・司法書士に依頼しましょう。

Cさんに関しては任意整理に詳しくない司法書士に依頼した可能性が高いです。

なぜなら、返済期間が短いケースであり、かつ、任意整理が難しい貸金業者から借入をしているのに、そのまま任意整理を続行して依頼者が支払えないような内容の任意整理をしているからです。

債務整理は弁護士・司法書士の業務の中では易しいものとして知られていますが、きちんとした知識がなければ依頼者に迷惑・不利益をもたらすことに注意が必要です。

任意整理が難しいケースではないかきちんと判断ができる弁護士・司法書士に依頼するようにしましょう。

債務整理におすすめの弁護士・司法書士をいますぐ見る

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Dさんのケース

同じく任意整理に失敗したDさんのケースも見てみましょう。

Dさん

弁護士に依頼して任意整理をしましたが、途中で返済ができなくなり任意整理に失敗しました。
ギャンブルが原因で約200万円の借入をしましたが、もう利息を支払うばかりとなっていました。
法律相談の際に弁護士に「毎月いくらなら返済できますか?」と聞かれました。
今は月に5万円程度返済していますが、家計を極限まで切り詰めていて、長期の分割となると正直返済に回せる余裕などないことを伝えました。
そうすると弁護士は自己破産しかないとの一点張り。
どうしても自己破産だけは嫌だったので、今まで通り月5万円は払うということで任意整理をしてもらいました。
しかし、やっぱり家計を立て直すことができず、任意整理後の返済を滞らせてしまい、任意整理は破綻。
あらためて自己破産をすることになりました。任意整理なんかしなければよかったと後悔しています。

返済可能な金額についての詰めが甘いことがある

Dさんの任意整理が失敗した原因は、月5万円の返済ができるという前提で任意整理をしたことにあります。

返済できる金額が債務に比例して少ない場合には、弁護士・司法書士は任意整理での債務整理を諦め、自己破産・個人再生での手続きをおすすめします。

しかし、自己破産や個人再生といった手続きが嫌である人の中には、返済できる金額を最初から多めに申告したり、自己破産しかないと伝えられると多めに払えると主張したりします。

債務整理が必要になっているような状況だと、借りては返してを繰り返していたり、極限まで家計を切り詰めて生活していることが多く、きちんと日常生活が成り立つ状態での家計の状況を把握しているケースは稀です。

きちんと家計の状況を踏まえて返済可能な金額を考える弁護士・司法書士であれば相談者が無理なことを言っているのに気づけるのですが、相談時間を相当短く取っていたり、そもそも面倒なので突っ込んでヒアリングしないことも多いです。

そのため、返済可能な金額について詰めが甘いまま任意整理を行って、返済できなくなり失敗することがあります。

事前に家計を整理し返済できない場合には受け入れる

返済可能な金額について詰めが甘いまま任意整理を行って債務整理に失敗して後悔しないようにするためには、相談前に家計を整理してから相談し、返済できないと判断される場合にはきちんと受け入れるようにしましょう。

債務整理などの法律相談をする場合、30分5,000円程度の費用がかかります。

最小限の費用で抑えるためには、なるべく早く結論が得られるようにしなければなりません。

また、市区町村や法テラスなどの無料相談や、弁護士・司法書士が独自におこなっている無料相談は、時間が限られていることがあります。

そこで「毎月いくら払えるのか」を考えるのは無駄に時間を消費するばかりか、楽観的な返済可能額で計算されてしまう可能性が高いです。

事前に収入・支出の現実的な金額をしっかり計算しておくのが良いでしょう。

相談の結果、その毎月の支払い額では返済では任意整理は難しいという結果になる場合には、それでも無理に任意整理をするのではなく、その結果を受け入れて自己破産や個人再生をするようにしましょう。

無理に任意整理をして、家族や友人にお金を借りて回ったり、Dさんのケースのように返済できなくなってまた費用を出して債務整理をしなければならない、という事態は避けるようにしましょう。

Eさんのケース

 

任意整理をしなければよかったと後悔するケース3:弁護士・司法書士や事務員の対応が不快だった

任意整理をしなければよかったと後悔するケースの3つ目に、弁護士・司法書士や事務員の対応が不快だったというものがあります。
任意整理や債務整理の依頼をした人の口コミの中に、次のようなものがあります。

債務整理で対応してもらい月々返済している者ですが、とある事で男性事務員から連絡来たのですが、こちらの勘違いもありましたが、相手を見下してるのかこちらが話してる時に遮るように話す、ビジネスマナーのなっていないプライド高いような話しぶりで対応されました。高い手数料取られている割にこの対応では、次回何かあっても違う所に相談しようと思いました。

引用元:google map

依頼するまでは丁寧
依頼後の対応が人が変わったかのように見下したような言い方をされて残念でした。
説教してほしくて依頼した訳ではないのに。。色々ご協力いただいて感謝もしていますが今後ご契約される方には契約後も丁寧な対応をして頂けると幸いです。
よろしくお願いします

引用元:google map

今日債務整理の為に弁護士事務所を訪ねました。
今まで2か所相談して今日が3か所目なのですが

弁護士さんによって随分対応や方法が異なるのに驚きました。

依頼金額も10万ほど差があります。

先日相談した弁護士さんは、放置しておいておけばよいとか

上から目線で物を言う人などであまり印象としてはよくありませんでした。

(もっとも債務整理する側からしたら文句言える立場ではないのですが

少なくともこちらは報酬料を払う分印象がいいには越したことないと思います)

幸いにも今日相談した弁護士さんはとてもいい感じの方で

依頼を受けていただきましたが

正直こんなにも違うものかと驚いています。

皆さんはどう思いますか?

引用元:Yahoo!知恵袋

債務整理を扱っている事務所には、弁護士・司法書士・パラリーガルと呼ばれる専門事務を取り扱う事務員が、「上から目線である」「一方的である」「人を見下している」などの口コミが寄せられています。

これらの口コミをどう見ればいいのでしょうか。

実際に弁護士・司法書士・事務員の態度に不快な思いをした人が書き込んでいる

実際に弁護士・司法書士・事務員の態度に不快な思いをした人が書き込んでいる可能性があります。

残念なことですが、弁護士・司法書士の有資格者の中には、傲慢な態度で依頼者に接する人が居ます。

これは、債務整理に限らないことですが、相談者・依頼者が借金をしている人という特性上、債務整理という分野では顕著です。

弁護士や司法書士の中には債務整理を嫌がる人も多く、そのような考えが態度に出てしまい依頼者にダイレクトに伝わってしまうことは多いです。

借金をどうにかするのは相談者・依頼者にとっては人生の一大事。

一方で弁護士や司法書士にとっては毎日のルーティン作業となってしまっている場合があります。

このような温度差からも依頼者・相談者は不満に思ってしまうこともあるでしょう。

また、パラリーガルや事務員は依頼後には弁護士・司法書士よりも接点が多くなります。

パラリーガルや事務員は非常に多くの案件を同時進行していることが多く、さらに事務員という立場なので法的な事項について自分で判断して進めることはできません。

やりとりの中で事務的に感じることがあり、苦情の原因となることがあります。

これらの不満のはけ口として口コミの投稿に向かっている可能性があります。

相談の担当になった弁護士・司法書士・パラリーガル・事務員は、そのままあなたの担当になる可能性があります。そのため少しでもおかしいなと思ったら、依頼しないのが良いでしょう。

直接相談・依頼していなくても不満をもっている人が書いている

直接相談・依頼していないけども、弁護士・司法書士などに不満をもっている人が書いていることがあります。

債務整理の実績がある、ということはマーケティングの他の同業者よりも多くの依頼を受けている・稼いでいると評価できます。

弁護士・司法書士業界に限らず、たくさん稼いでいる人に対するやっかみは発生します。

また、弁護士・司法書士が気に食わない、他の事件で負けた、など個人的な恨みを買う場合も。

直接相談・依頼していなくても、評判を下げようとして、いわゆる捨てアカと呼ばれる口コミを書くためのアカウントを作成して悪い口コミを作成したり、匿名の掲示板に口コミを書き込んだりする人もいます。

 

そう考えると多少は悪い口コミがあるのは利用者が多くて実績がある証拠かもしれませんね。

弁護士・司法書士の対応に不快であるとして、任意整理なんかしなければよかったとならないようにするためには、複数の弁護士・司法書士に相談して、依頼する弁護士を決めるのが良いでしょう。

相談するための費用がもったいないというのであれば、相談が無料の弁護士・司法書士に相談してみましょう。

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債務整理におすすめの弁護士・司法書士をいますぐ見る

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任意整理なんかしなければよかったと後悔しないようにするポイント

任意整理なんかしなければよかったと後悔しないようにするポイントを改めてまとめてみましょう。

相談前に債務額

 

監修者:司法書士法人ABC メディア担当

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